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こどもの歯の予防

そもそも虫歯はどうしてできるの?

お口の中の虫歯菌
お口の中の虫歯菌

歯の強さなど、もともと持っている歯質に加え、お口の中にいる細菌の一つ、ミュータンス菌が虫歯の主な原因菌です。
ミュータンス菌は、私たちが食べたり飲んだりする物の中でも特に砂糖を栄養にして「酸」をつくり出し、歯のエナメル質を溶かしていきます。
これが虫歯の状態です。

逆に考えると、正しい食生活で歯を強くする、毎日丁寧に歯磨きをする、甘いものをできるだけ減らす、といった普段の心がけが虫歯のリスクを低くするといえます。

原因菌は親からうつる?!
原因菌は親からうつる?!

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、ミュータンス菌をはじめとする虫歯菌は実は存在していません。

虫歯菌は親からうつると考えられ、親が使ったあとのスプーンで離乳食を与えたり、口うつしは避けたほうがいいとされています。
虫歯菌がうつってもすぐに虫歯になって穴が空くわけではないので神経質になる必要はありませんが、日頃のケアに注意することが必要です。

お子さまの歯を守るために気をつけたい4つのこと

お子さまの歯を守るために気をつけたい4つのこと

乳歯が生え始めるのは平均で6ヶ月ごろからですが、4ヶ月で生えてくる子もいれば、10ヶ月から1歳くらいで最初の歯が生える子もいて個人差があります。
乳歯の数は、上下10歯ずつ。
この20本の歯を守り、健やかに育てていくのが家族の役目です。

特に乳歯は虫歯になりやすく、乳歯が不健康だとやがて生えてくる永久歯にも悪影響を及ぼします。
「生えかわるから大丈夫」というのは大きな間違い。
自分で歯の管理ができない乳幼児だからこそ、正しいケアや習慣を身につけていくことが大切です。

その1:生え始めはガーゼ磨きを
とても小さい生え始めの乳歯ですが、これも立派なケアの対象です。
おっぱいや離乳食のカスがついていたりするので、濡らしたガーゼを指に巻いて歯や歯ぐきを優しく拭いてあげましょう
その2:歯磨き=楽しいを習慣化
まずは家族が楽しそうに歯を磨くこと。
歯磨きをするときはお子さまをひざの上に仰向けに寝かせ、歯ブラシを歯に当てたり噛ませたりして徐々に慣らしていくところから始めます
慣れてきたら、上手に褒めながら1本ずつやさしく磨いていきましょう。
その3:仕上げ磨きを忘れずに
お子さまが自分で歯を磨けるようになっても、磨き方にムラがあったりするため仕上げ磨きをしてあげましょう
1日1回、夜寝る前と決めて習慣に。
親子のコミュニケーションの時間としても大切なひとときです。
その4:ダラダラ食べや過度な甘いものは×
お菓子やジュースの誘惑が多い現代。
気づいたら一日に何度も与えている、ということはありませんか?

間食の回数が多ければ、それだけ糖類が口の中に残り虫歯のリスクが高くなります。
間食はできるだけ決まった時間とし、糖分の多いジュースやお菓子の与えすぎに気をつけましょう。

最適なフッ素塗布

フッ素塗布は、気軽にできる虫歯予防。
フッ素の泡やジェルを染み込ませたスポンジを3分ほど噛ませることで歯の表面にフッ素を塗布する簡単な方法です。

自費治療となりますが、4ヶ月に1度が理想的。
お口のチェックを兼ねておすすめしています。

問い合わせはこちら 093-342-8280